- ✓ ヒアルロン酸注射は、ほうれい線、涙袋、唇などの改善に用いられ、即効性が期待できます。
- ✓ スキンブースターは肌質改善を目的とし、ジュビダームビスタなどの製剤が使用されます。
- ✓ サスタノン注射は肌のハリや弾力改善に寄与する可能性があり、そのメカニズムを理解することが重要です。
池袋でヒアルロン酸注射(ほうれい線・涙袋・唇)|料金と効果とは?

ヒアルロン酸注射は、加齢によるしわやたるみの改善、特定の部位のボリュームアップを目的とした美容医療の一種です。特にほうれい線、涙袋、唇への施術が一般的で、即効性が期待できる点が特徴です。当院では、初診時に「ほうれい線が気になって老けて見える」「もっと魅力的な唇にしたい」と相談される患者さまが少なくありません。
ヒアルロン酸とは?その安全性と効果のメカニズム
ヒアルロン酸は、もともと人間の体内、特に皮膚や関節に存在するムコ多糖類の一種です。水分を保持する能力が非常に高く、わずか1gで約6リットルの水を保持できると言われています。美容医療で用いられるヒアルロン酸製剤は、この天然のヒアルロン酸を人工的に合成・安定化したものです[1]。注射によって皮膚の真皮層や皮下組織に注入することで、ボリュームを補い、しわやたるみを改善します。また、注入されたヒアルロン酸が周囲の水分を引き寄せることで、肌のハリや潤いも向上する効果が期待できます。
安全性については、ヒアルロン酸は体内に存在する成分であるため、アレルギー反応のリスクが比較的低いとされています。しかし、注入部位の赤み、腫れ、内出血などの一時的な副作用が生じる可能性はあります。重篤な合併症は稀ですが、血管閉塞などのリスクも報告されており、経験豊富な医師による正確な手技が不可欠です[3]。臨床の現場では、注入する深さや量、製剤の選択が結果を大きく左右するため、解剖学的知識と美的センスが非常に重要なポイントになります。
ほうれい線・涙袋・唇へのヒアルロン酸注射の効果
- ほうれい線:加齢とともに深くなるほうれい線にヒアルロン酸を注入することで、溝が埋まり、目立たなくする効果が期待できます。顔全体の印象が若々しくなることが多く、治療を始めて数ヶ月ほどで「鏡を見るのが楽しくなった」とおっしゃる方が多いです。
- 涙袋:目の下の涙袋に少量のヒアルロン酸を注入することで、目を大きく見せたり、顔全体に優しい印象を与えたりする効果が期待できます。
- 唇:唇のボリュームアップや形を整える目的で注入されます。ふっくらとした魅力的な唇や、口角を上げる効果も期待できます[2]。
ヒアルロン酸製剤の種類と持続期間
ヒアルロン酸製剤には様々な種類があり、それぞれ硬さや架橋構造(ヒアルロン酸分子同士の結合の強さ)が異なります[4]。これにより、注入部位や目的に応じて最適な製剤を選択することが可能です。
- 架橋ヒアルロン酸
- ヒアルロン酸分子同士を化学的に結合させたもので、体内で分解されにくく、持続期間が長い特徴があります。主にボリュームアップや深いしわの改善に用いられます。
- 非架橋ヒアルロン酸
- 分子同士の結合が少ない、あるいは全くないヒアルロン酸で、主に肌の潤いやハリの改善、浅いしわの改善に用いられます。後述するスキンブースター注射の成分としても利用されます。
一般的に、持続期間は製剤の種類や注入部位、個人の代謝によって異なりますが、約6ヶ月から1年半程度が目安とされています。当院では、患者さまのライフスタイルや希望する効果の持続期間を考慮し、最適な製剤をご提案しています。
池袋でのヒアルロン酸注射の料金目安
ヒアルロン酸注射の料金は、使用する製剤の種類、注入量、施術部位、クリニックによって大きく異なります。一般的には1本(1cc)あたり数万円から十数万円が目安となります。池袋エリアの多くのクリニックでは、カウンセリング時に詳細な料金プランを提示しています。複数の製剤を取り扱っている場合も多いため、ご自身の予算と希望する効果に合わせて選択することが重要です。
ヒアルロン酸注射は医療行為であり、必ず医師による診察と施術が必要です。安価な料金のみでクリニックを選ぶのではなく、医師の経験やクリニックの安全管理体制も考慮して選択しましょう。
池袋でスキンブースター注射(ジュビダームビスタ等)|肌質改善とは?

スキンブースター注射は、肌のハリ、ツヤ、弾力、潤いといった肌質そのものの改善を目的とした治療です。従来のヒアルロン酸注射がボリュームアップやしわの改善を主眼とするのに対し、スキンブースターは肌全体の若返りや健康的な肌への導きを目指します。当院では、肌の乾燥や小じわ、ハリの低下を訴える患者さまに、スキンブースターを提案することが多く、特に季節の変わり目には需要が高まります。
スキンブースターのメカニズムと主な製剤
スキンブースターは、主に非架橋ヒアルロン酸や、アミノ酸、ビタミン、ミネラルなどの美肌成分を配合した製剤を、顔全体や首、手の甲などの広範囲に細かく注入することで効果を発揮します。注入された成分が肌の深層に直接作用し、線維芽細胞を刺激してコラーゲンやエラスチンの生成を促進したり、肌の水分保持能力を高めたりします。これにより、肌の内側から潤いとハリが向上し、小じわの改善や毛穴の引き締め効果も期待できます。
代表的なスキンブースター製剤としては、アラガン社製の「ジュビダームビスタ®ボライトXC」や、リデンシティ、プロファイロなどがあります。これらの製剤は、それぞれ成分配合や特性が異なるため、患者さまの肌の状態や目的に合わせて選択されます。特にジュビダームビスタ®ボライトXCは、肌の水分量や弾力性の改善効果が長く持続することが報告されており、臨床の現場では高い満足度を得ています。
スキンブースター注射で期待できる肌質改善効果
- 肌の潤いと水分量向上:非架橋ヒアルロン酸が肌の深層で水分を保持し、乾燥肌の改善に寄与します。
- ハリ・弾力の回復:コラーゲンやエラスチンの生成が促進され、肌のたるみや弾力低下の改善が期待できます。
- 小じわの改善:肌の水分量とハリが向上することで、乾燥による小じわが目立たなくなる可能性があります。
- 肌のトーンアップ・ツヤ感:肌全体の代謝が活性化され、透明感のある健康的な肌へと導く効果が期待できます。
これらの効果は、1回の施術で完全に得られるものではなく、複数回の施術を推奨されることが多いです。当院では、患者さまの肌の状態を定期的に評価し、最適な治療計画を立案しています。治療を始めて数ヶ月ほどで「肌の調子が良くなった」「化粧ノリが格段に違う」とおっしゃる方が多いです。
ジュビダームビスタ®ボライトXCの特徴と池袋での施術
ジュビダームビスタ®ボライトXCは、アラガン社が開発した非架橋ヒアルロン酸製剤で、特に肌の潤いと弾力性の改善に特化しています。独自のVYCROSS®技術により、なめらかで均一なジェルが特徴で、肌に自然になじみます。効果の持続期間は最大9ヶ月とされており、他のスキンブースターと比較して長期間の効果が期待できる点が大きなメリットです。
池袋エリアの美容クリニックでは、ジュビダームビスタ®ボライトXCを導入している施設が増えています。施術は、極細の針やカニューレを用いて、顔全体に細かく注入していきます。痛みを軽減するために麻酔クリームを使用したり、製剤自体に麻酔成分が配合されている場合もあります。ダウンタイムは比較的少ないですが、注入部位に一時的な赤みや腫れ、内出血が生じる可能性があります。
| 項目 | ヒアルロン酸注射(架橋) | スキンブースター(非架橋) |
|---|---|---|
| 主な目的 | ボリュームアップ、深いしわ改善 | 肌質改善(ハリ・ツヤ・潤い) |
| 製剤の硬さ | 硬め〜中程度 | 柔らかめ |
| 注入部位 | ほうれい線、唇、鼻、顎など特定の部位 | 顔全体、首、手の甲など広範囲 |
| 持続期間 | 約6ヶ月〜1年半 | 数ヶ月〜9ヶ月(製剤による) |
池袋でサスタノン注射|肌のハリ・弾力改善への影響は?
サスタノン注射は、本来、男性ホルモン補充療法に用いられる薬剤ですが、一部で肌のハリや弾力改善への効果が期待できるという情報が見られます。しかし、美容目的での使用には慎重な検討が必要です。当院では、ホルモン治療に関する相談も多く受けますが、美容目的でのサスタノン使用については、そのリスクとベネフィットを十分に理解していただくよう努めています。
サスタノンとは?その成分と作用
サスタノンは、複数の異なる作用時間を持つテストステロンエステルを配合した男性ホルモン製剤です。具体的には、プロピオン酸テストステロン、フェニルプロピオン酸テストステロン、イソカプロン酸テストステロン、デカン酸テストステロンの4種類のテストステロンが含まれています。これらのテストステロンが時間差で体内に放出されることで、安定した血中濃度を維持するように設計されています。
テストステロンは、男性の二次性徴の発現や維持、骨密度、筋肉量、赤血球の産生など、様々な生理機能に関与する重要なホルモンです。女性においても、テストステロンは少量ながら存在し、骨密度や性欲、気分などに影響を与えるとされています。しかし、その主な役割は男性において顕著であり、女性が過剰に摂取すると様々な男性化症状を引き起こす可能性があります。
肌のハリ・弾力改善におけるサスタノンの可能性とリスク
テストステロンには、コラーゲン合成を促進する作用や、皮脂腺を刺激して皮脂分泌を増加させる作用があることが知られています。このため、理論上は肌のハリや弾力の改善、乾燥肌の改善に寄与する可能性が考えられます。実際に、一部の研究では、男性ホルモンが皮膚の厚みやコラーゲン密度に影響を与えることが示唆されています。
しかし、美容目的でサスタノンを女性に投与することには、以下のような重大なリスクが伴います。
- 男性化症状:声が低くなる、体毛が増える(多毛)、ニキビの悪化、頭髪の薄毛化(男性型脱毛症)、性器の変化などが起こる可能性があります。これらの症状は不可逆的である場合も少なくありません。
- ホルモンバランスの乱れ:女性ホルモンとのバランスが崩れ、月経不順や不妊症につながる可能性があります。
- 肝機能障害:男性ホルモン製剤の長期使用は、肝臓に負担をかける可能性があります。
- 精神的な影響:気分の変動や攻撃性の増加などが報告されることがあります。
これらのリスクを考慮すると、美容目的でのサスタノン注射は、一般的な医療機関では推奨されていません。肌のハリや弾力改善には、より安全性が確立されたヒアルロン酸注射やスキンブースター、レーザー治療など、他の選択肢を検討することが重要です。実際の診療では、患者さまの安全を最優先に考え、エビデンスに基づいた治療法のみを提案しています。
サスタノン注射は、男性ホルモン補充療法として医師の診断のもと処方される医療用医薬品です。安易な自己判断での使用や、美容目的での不適切な使用は、健康に重大な悪影響を及ぼす可能性があります。必ず専門医に相談し、適切な治療法を選択してください。
まとめ

ヒアルロン酸注射は、ほうれい線、涙袋、唇などの特定の部位のボリュームアップやしわの改善に効果が期待できる美容医療です。体内に存在するヒアルロン酸を主成分とするため、比較的安全性が高いとされていますが、経験豊富な医師による適切な施術が重要です。一方、スキンブースター注射は、肌全体のハリ、ツヤ、潤いといった肌質改善を目指す治療であり、ジュビダームビスタ®ボライトXCなどの製剤が用いられます。肌の深層に直接有効成分を届けることで、内側から健康的な肌へと導く効果が期待できます。サスタノン注射は男性ホルモン製剤であり、美容目的での使用は男性化症状などの重大なリスクを伴うため、推奨されません。肌の悩みに応じて、それぞれの治療法の特性とリスクを理解し、専門医と相談の上、ご自身に最適な選択をすることが大切です。
お近くのグループクリニック
当グループでは、患者様の通いやすさに合わせて渋谷・池袋の2院を展開しております。お近くのクリニックをお選びください。
💊 【通院が難しい方へ】オンラインでの継続処方も可能です
お仕事が忙しい方や、遠方にお引越しされた方は、グループ院の「東京オンラインクリニック」にてお薬の継続処方が可能です。スマホで診察を受け、お薬はご自宅のポストに届きます。
東京オンラインクリニック(オンライン診療)はこちらよくある質問(FAQ)
- Ji-Eon Kim, Jonathan M Sykes. Hyaluronic acid fillers: history and overview.. Facial plastic surgery : FPS. 2012. PMID: 22205525. DOI: 10.1055/s-0031-1298785
- Tyler Safran, Arthur Swift, Sebastian Cotofana et al.. Evaluating safety in hyaluronic acid lip injections.. Expert opinion on drug safety. 2021. PMID: 34328377. DOI: 10.1080/14740338.2021.1962283
- Ioannis Kyriazidis, Georgia-Alexandra Spyropoulou, George Zambacos et al.. Adverse Events Associated with Hyaluronic Acid Filler Injection for Non-surgical Facial Aesthetics: A Systematic Review of High Level of Evidence Studies.. Aesthetic plastic surgery. 2024. PMID: 37563436. DOI: 10.1007/s00266-023-03465-1
- Giordana Gabriela Guilande Perera, Debora Fretes Argenta, Thiago Caon. The rheology of injectable hyaluronic acid hydrogels used as facial fillers: A review.. International journal of biological macromolecules. 2024. PMID: 38677707. DOI: 10.1016/j.ijbiomac.2024.131880
- トランサミン(イソカプロン)添付文書(JAPIC)